わかくさ保育園メッセージ2014年度がスタートして

園長のあいさつ

2014年度がスタートして

 2014年度が慌ただしくスタートしました。気づいてみれば5月も半ば。ついこの間まで園内に響き渡っていた子どもたちの泣き声も聞こえなくなり、穏やかな日々が与えられています。新入園児も、家庭という社会から保育園という新しい社会を知り、好きな遊びや場所を見つけ、家族以外でもやさしく受け止めてくれる人がいることを知ったのでしょう。大好きな保育士の膝や抱っこで安心が得られているようです。4か月になったばかりの園児の周りには年上児の群がる姿が見られます。口々に「赤ちゃんかわいいね1」「あっ、わらったよ。」と言いながら・・・保育園ならではの光景でしょうか。
 そんな屈託のない園児の笑い声や、日々の生活を見たり聞いたりすることで私たち大人は癒しを頂いているのでしょう。私たち保育士は、子どもたちを保護者さんからお預かりし保育していると言いながら、実はたくさんのものを子どもたちからいただいているのです。疲れているときも、行き詰っているときも、子どもたちの笑顔を見ると元気が出てくるんですね。
 去る16日、子どもたちが楽しみにしていた親子バス遠足が、天気にも恵まれ無事に終わることができました。まかいの牧場でのたくさんの思い出を、子どもたちは絵の中に残してくれました。羊や馬の様子、一緒に行った家族の方々のこと、お弁当を食べている様子などが描かれていました。保護者さんも忙しい日常の中で、触れ合うことも少なかったでしょうが、子ども同士の触れ合いを通してさらに親睦が深まったようです。
 一つ一つ前に向かって歩み出していることに感謝です。