わかくさ保育園メッセージ絵本大好き

園長のあいさつ

絵本大好き

 わかくさ保育園では毎週金曜日に絵本の貸し出しをしています。年少・年中・年長児は、自分で好きな本を選んで借りて行きます。同じ本を何回も続けて選ぶ子ども。「この前借りたのどれ?」と、友だちの借りた本を今回は自分が借りようとする子ども。「これ面白いよ!」と、友だちに紹介している子ども……と。子どもたちも本を借りる日を楽しみにしています。
 乳児は、希望児のみ、お迎え時保護者と一緒に選びます。
 2歳児のYさんは、”しろくまちゃんのホットケーキ”が大のお気に入り。金曜日に借りるという曜日の感覚が分からず、毎日「今日はだめ!」と聞きに来ます。「今日はバツ!」と答えると「バツ」と言って納得します。待ちに待った金曜日「今日はマル!」と言ってやると、「ケーキ、ケーキ!」と”しろくまちゃんのホットケーキ”を選んできます。何回か続けて借りているので、お母さんは「また! 他のにしたら… ”みずあそび”も”どろあそび”もあるよ!」と。でもやっぱり「ケーキ」と譲らないYさんです。大人は色々進めますが、子どもには子どもの気に入った本があります。満足するまで借りてあげるようお母さんに伝えました。
 図書室という場所もなく、廊下に並べられた図書コーナーからですが、絵本の良さが子どもたちに伝わることを願いつつ・・・・・。